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バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音) (JUGEMレビュー »)
グールド(グレン), バッハ あんましクラシックに明るくはありませんが、20世紀に残る一枚だと思います。レクター博士もお気に入り。
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Zくん(from デイリーポータルZ)
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献血と名古屋グランパスが好きな図書館司書の日々(誤変換多数)。
2009.05.20 Wednesday
チルドレン/伊坂幸太郎
今回の作品は「チルドレン」。陣内といういかにも伊坂さんっぽい造型の人物が出てくる連作短編集。どの短編にも陣内は出てきますが、陣内の視点で語られる物語は無く、全て彼の周囲の人間の視点で語られます。 ミステリーとしても読めるし、普通にハートウォーミングな話としても読める話ですね。 物語の時期は主に二つ、陣内が家庭裁判所の調査官を目指していた頃の話、陣内が家庭裁判所の調査官になってからの話。いずれにも通じるのは、いわゆる「日常の謎」ぽい物語のつくりであるということかなぁ。犯罪が絡んでいるといえば、絡んでいる話もあるのですが、語り手や陣内は現場に居合わせはするものの、被害者になったりはしてないんですよね。 普通そういう場合、どの物語にも出てくる陣内が探偵役になったりするモンですが、どちらかというとトリックスター的な役割を果たしてる感がありますね。 世間とちょっとずれてるけど、正義感は人一倍、でもルールは嫌い、だけども全然汗臭くもないし粗野でもない…みたいな造型のキャラクターを書かせるとホント伊坂さんの筆がさえますね。どの作品にもこういったキャラクターが出てくるのはどうかとも思わなくも無いですが…。 今回も作中リンクが幾つかありましたね(陽気なギャング…のテープのアレとか)。この作品のように何年かの間を挟んでるものだと、物語の時期の間に矛盾が生じたりしないのか気になるんだけど、多分大丈夫なんだろうなぁ。そして、この物語のなかに何気なく埋め込まれている人や出来事が、今後他の作品で出てくるのか?とか妙に気にしてしまうよなー。 コメント
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