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カウンターは2006/12/1より設置

Zくん(from デイリーポータルZ)

 
献血と名古屋グランパスが好きな図書館司書の日々(誤変換多数)。
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図書館総合展2009フォーラム参加記その4「時を貫く記憶の管理:今、国立公文書館・図書館サービスが変わる」
 図書館総合展会場でフォーラム全コマ参加、参加した全てのフォーラムで内容をポメラにペチペチペチペチと打っておりました。
その成果を当ブログで紹介しています。

2日目1コマ目は
図書館総合展運営委員会主催・フォーラムプログラム
「時を貫く記憶の管理:今、国立公文書館・図書館サービスが変わる」
に参加しました。

この日の1コマ目は最初国会図書館主催の「リサーチ・ナビ」のフォーラムに参加しようとしてたのですが、参加を申し込んだ時には既に定員オーバー。次の候補は神奈川県図書館協会主催の「図書館の危機・安全管理」でしたが、こちらも募集が締め切られていた…という事でこちらに参加。

詳細は「続き」で紹介しております。 

国立公文書館館長 高山さん
国立公文書館のサービスが変わることに伴って、図書館サービスも変わる、という話を、デジタルアーカイブについて中心にしていきたい。
公文書館のデジタルアーカイブは原本そのもののデジタル化(図書館はメタデータ中心)。
昨日行われたフォーラム(「財政危機をチャンスに変える志向と戦略」復命者未参加)との関連付け。従来のサービスを変えなくてはならないが、一つとして同じ図書館は存在しない。それぞれの図書館によって対策も変わるはず。そのヒントにもなるようにしたい。

なぜ公文書館は変わろうとしているのか
日本の公文書館の現状。非常に少ない、もしくは小規模。全国で57館しかない。国4 都道府県30(うちの県はまだない) 政令指定都市7 市区町村16 国立公文書館職員は42人しかいない。 
図書館以上に先進国の中での体制が著しく弱い現状。(建物も小さい)

「法律制定」を巡る動き
H15に研究会発足・その後懇談会となり、議員懇談会ができ、H19 緊急提言へ。
公文書管理担当大臣設置(なお、今の内閣ではこのポストがありません)。
公文書管理有識者会議設置・会議の最終報告(文書の境を取り払う…公文書は作られたら公文書館に入るようにする。 誰のための公文書館か。「官」・「研究者」のためから「国民」のために そのためにはサービスを変えなくてはならない。開かれたアーカイブとしての「デジタル化」)…
H21.3「公文書等の管理に関する法律案」閣議決定、国会提出、
H21.6「公文書管理に関する法律」成立
今後施行予定。

国立公文書官・デジタルアーカイブシステム
大きく分けて2つの柱
1・本館のデジタルアーカイブ(すべての資料を)
2・アジア歴史資料のデジタルアーカイブ

それぞれ、公文書館の担当者が実際の画面を盛り込みながら内容を紹介。
※本館所蔵資料のデジタルアーカイブ
現状で目録は検索可能。文書のデジタル化はまだ全体の1桁台のパーセンテージである。
使いやすさとアクセスしやすさを重視「いつでもどこでも誰もが無料で」。「利用と保存」、「ユビキタス」への対応。
データ構造は各種標準化規格にあわせて行っている。他データベースとの連携がしやすい仕組みにしてある。

データベース化を進める一方で、サブコンテンツも作成している。
公文書に必ずついている(誰がいつどこで何のために作ったか等)情報をまとめてそこから検索できるようにしてある。
遠隔地でも「オリジナル」をみることができるように(公文書はその性格上「オリジナル」は1部)。原本における加筆修正なども確認できる。

今は各省庁から移管された公文書、江戸時代の「紙」の文書をデジタル化している。新しいデジタルアーカイブでは「電子的な公文書」も移管、保存への対応も。

※アジア歴史資料のアーカイブ化
アジア歴史資料センター。国立公文書館の一組織として2001年開設。アジア近隣諸国の人々との関係改善が目的。→現在公開している歴史的資料をデジタル化して、広くみていただくため。国外からもアクセス可能。
国の機関が所蔵している歴史資料のうち、日本とアジアに関連する近現代(昭和20年まで)の資料が対象。公文書館の他、外交資料館、防衛省防衛研究所の資料がデジタル化(画像化)されている。2013年頃に3000万画像の公開を目標。
分類情報は公文書と同じように大切にしている
それぞれの資料にはコードを与えている。先頭300字をデータに付属させる(概要把握と、概要にかかる単語を検索にヒットさせるため。全体を文字化するのは大変なので、全文をデータに与えていない)。
ビジュアル資料を実際にみられるインパクト。

以下会場との質疑応答
Q国立公文書館の求める人材について。
Aアーキビストとしての専門性だけではなく、広く情報をサービスできる人材であることを重視した。システム運用能力、情報発信能力、アーキビストに+できる能力のある人材募集している。来年以降も人員拡充を計画しているが、国の予算次第。

Qデジタルアーカイブのプリントアウトしたものを提供してよいものか。
A公文書は「著作権に縛られない」資料である。公文書館の資料は国に帰属する「公的文書」なので、著作権はみとめられていない。だからデジタル化の手続きもできる。
利用者に求められてプリントアウトして提供することは考えていないが…。見る側がどう使うかは利用者の責任だが、間に図書館が介在すると、という部分はハッキリ言えない。

Q公共図書館との連携に関する将来展望は。
A公文書館の「類縁機関」として図書館との連携(そもそも公文書館が少ないために)。「資料費」に負担とならない「公文書」の収集を積極的にしていただけたらと思うが。

Q図書館が多くの資料を寄託を受け、図書館に「アーキビスト」の役割が新たに生まれた。著作権のある資料の寄贈寄託を受けた場合の手続きなどにアドバイスがあれば。
公文書館はこれまで寄託を受けることも認められていなかった…新法のもとでは認められるようになった。そういう意味ではこちら側でも課題。なかなかいいアドバイス、というのは難しい…。

Q誰がどういう順番で電子化するのか決めているのか教えて欲しい。
A5カ年の中期計画の中で、ある程度の枠と方向性を決め、毎年そこにどういう資料を当てはめていくのか検討する。マイクロフィルムをデジタル化。マイクロフィルムの状態を確認したり、国政における重要度を検討して決定している。毎年計画の修正はしている。

Qコレクションの「財産価値」としての評価。
A重文指定を受けている物も持っているのだが、いまは評価するのを保留している。会計学的にも厄介な問題。
Aへの意見。今はだれも取り組んでいない分野だけれど、図書館の「財産管理」上も重要な課題であろうかと。所蔵資料の「減価償却」なども考えるべきであろう(たとえば、返却遅れへのペナルティへの考えからも)。

Q生資料をデジタル化されても「読めない」人はいるのでは?旧漢字や旧かな、省庁の変遷や、初心者への読み方のチュートリアルがあるべきでは。
A利用者への質問に答える体制はあるが…。こういうことができたらいい、ということはあります。今はできるところから…。

Qデジタルアーカイブをほかのアーカイブと連携させたりしているのか。図書館と公文書館の「文化」の違い(「件名」の概念など)。
A技術的なところを詰めていけば、技術的に連携は可能になっている。「件名」の考えなどの「文化」の違いはこれからの議論でよくしていけたら。

Qまだデジタル化された物の割合は一桁台ということだが、だいたい80%デジタル化されるのはいつ頃?
Aわかりません(会場苦笑)。たぶん永遠に追いつかないかも。スピードは上がっているが、国の予算と資料の媒体の性質、他省庁との関係など色々ありますから、何ともわからない。

感想
公文書そのものは入手に当たって、手間はかかるが費用はかからないので、図書館での活用方法はいろいろと考えることができるのでは。後は、公文書が「市民のもの(いや、実際市民のためのものなのですが)」「身近なもの」として市民権を得るかどうかでしょうか??
あと会場からの質疑で「図書館資料の財産的価値」って、物凄く大きな問題じゃないかしらん…。

| 図書館 | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
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