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Zくん(from デイリーポータルZ)

 
献血と名古屋グランパスが好きな図書館司書の日々(誤変換多数)。
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異邦人達の慰め/イアン・マキューアン
イアン マキューアン
早川書房
---
(1994-03)

マキューアンがお気に入り作家入りしたので、昔の早川から出てる作品群(背表紙真っ黒、タイトル白抜きで、図書館の棚に並んでると目立つ。でもちょっと古いから書庫に行ってるのが殆どかなあ) を読んでみることに。手始めにブッカー賞候補になった、この作品を。

イタリアのヴェニスを髣髴とさせる街へ旅行にやってきた恋人二人(男はかなりの美青年)。そこで夜道に迷ったとき、カルロスという男と出会う。なぞめいた過去を話した彼は、その後も二人に街で出会い、二人は彼の家に招待されることになるが、それ以降は…。

というお話。サスペンスと性の要素が強めです。あと話の雰囲気が最初と最後で全然違う。
読みおえた後に寝たら、そのとき悪夢を見ました。嫌な感じが尾を引いたのか。いやあこんなに淡々と異常な展開に持っかれたら悪夢も見ますよ(マキューアン本人にはサイコ的な怖さを書いているつもりは無いと思う、多分)。拠り所ってものの少ない旅行って怖いモノなのだよ、って思っちゃうなあ。

で、マキューアンって初期はこんな内容の作品も書いてたのねえ、とも思いますが、それ以上にこの時から表現がこれでもか!ってくらい繊細だ!って思ったですね。情景のみならず、空気のにおいたつような、街の雰囲気、そして絶えず聞こえる何らかの「音」を文字で表現する能力は素晴らしい。初期の作品でここまでできてるんですか!ってね。
男と女、服従と共同、夫婦と恋人、定住者と旅行者、暴力と口論、といった対比が「愛の形」をもって表現されているところが文学的であります。やっぱいいわマキューアン。なんか、「行き着くべき作家」って感じかも。
| 読書 | 01:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
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