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平成猿蟹合戦図/吉田修一
吉田修一
朝日新聞出版
¥ 1,890
(2011-09-07)

吉田修一の最新作。今回は「週刊朝日」に連載されていたものです。ホントいろんな媒体に連載小説書いてるなあ。

作品によって路線はバラバラになる吉田作品ですが、本作はバリバリのエンタメ路線です。
大阪・東京・長崎(五島)・秋田(大館)それぞれの出身者による群像劇。
学生・ばあさん・水商売・チェリスト…職業もバラバラ。視点はその都度切り替わり、舞台もガラリと変わることもある。吉田作品の群像劇はこれまでもいろいろ読んできたけど、やっぱりうまいわ。
「パレード」や「ひなた」もそうだったけど、章立てと語り手の入れ替え・配置がピチっとはまっているのだよねえ。で、その都度、登場人物のつぶやきが方言で書かれる(そこは別フォント)のだけど、なんか「うんうん、なるほどな」って思います。ふと思う感情の切り取り方を掬うのがうまいんだよねえ。
そういえば今回の作品は吉田作品によく出てくる同性愛者がまったく出てこない話だったなあ。その点は珍しいなーと思った。
登場人物はみんな魅力的…主人公格の純平はさることながら、特に園さん有能すぎ。わき役だけど垣内小者すぎ。

情景描写は相変わらず上手い。新宿の街の雰囲気とかホント上手いよなーって思う(実際歌舞伎町なんて足踏み入れたこともないから何でそう思うのか自分でもよくわからないんだけどね)。

ストーリーそのものは、最初の動き出しから何度かの転換を経て、最終的には最初のシーンを「語られて」終わります。そこの至るまでの動きのめまぐるしさよ。半分すぎてからは一気読みでした。
めまぐるしく物語は動くけれども、強引さはそんなにないのが筆力のなせるところ。吉田作品の中でも1番といっていいくらい爽快な話になっていると思う…けど、まあその内側には暗いものが内包されていますがねえ(一部登場人物は清濁併せ呑みまくっております)。「悪人」にはなかった救いや希望のようなものがこの物語にはあると思う。
とはいえ、やっぱこんな話あるのかな?吉田作品としてはおとぎ話ぽすぎ?とも思ってしまう部分はあるけどね。まあタイトルがおとぎ話からとられてるので、まあおとぎ話を狙って書いたんでしょうけれども。…で、読み終えるとやっとタイトルの意味が分かるという仕組みですよ。蟹は誰で猿は誰だったのか…それは読んでみてのお楽しみということで。

本屋大賞最終ノミネートに来そうな予感がします。

| 読書 | 23:14 | comments(0) | trackbacks(1) |
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「平成猿蟹合戦図」吉田修一
歌舞伎町で働くバーテンダーが、ニッポンの未来を変えていく!?新宿で起きた轢き逃げ事件。平凡な暮らしを踏みにじった者たちへの復讐が、すべての始まりだった。長崎から上京した子連れのホステス、事件現場を目撃するバーテン、冴えないホスト、政治家の秘書を志す女
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