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くちびるに歌を/中田永一
中田 永一
小学館
¥ 1,575
(2011-11-24)

中田永一の最新作。なんとテーマは合唱。

乙一のデビュー当時からのファンで、合唱をやっている私としては、この組み合わせはたまらなすぎる。でもって、作中で取り上げられている曲はいつぞやのNHKコンクールの課題曲「手紙」である。この曲今練習してるよ…。なんとまあ。どこまでツボを押してくる気だと。
んで、読み始めたら、そのまま最後まで一気読みでした(文章読みやすいし)。
というわけで、冷静な評価は下せません。合唱未経験者の方が読んでどう思うのか、とかまったくわかりませんしねえ。でも版元は本屋大賞狙いなのかな、という気もした(TVCM打ったりする所とかね)。

舞台は長崎の五島(この舞台立てもあざとい…!)。主人公は二人、もともと合唱団員だった女声と、ふとしたきっかけで合唱団員になる男声(合唱やってるとこう書きたくなる)。
相変わらず男の主人公がクラスの隅っこにいそうなところ以外は、内容は超絶な「白乙一」作品で、ファンタジー的要素は皆無(まあ一部やりすぎだろーってシーンもなくはないけどねえ)で、さわやかな青春小説になっています。中田作品はファンタジー成分少な目で地に足ついてますなあ。
合唱やってる身としては、発声練習の「シュー」と音を立てるブレス練習やら、「信長貴富」って単語が普通に出てくるところやら、コンクール当日のタイムスケジュールやらもさることながら、経験者なら「そうだよねー」と思う描写の多いこと多いこと。たとえば「百回のうち九十五回は平凡、四回はだめ、一回は神がかった何かを感じる」とか、合唱やってると実際そんな感じがする。それ以外にも「あーそうだよねー」と思う描写が結構ありますよ。
あとは「合唱ほど男性がいるかどうかで大きく変わる部活なんてない」というのにハッとしましたねえ。ずっと混成だったけど、学校の合唱団で男性が「拒んでいるわけではないが入ってこない」がために女声合唱団となっている団体もそれなりの数ありますからねえ。あと、男声と女声のけんかとかも普通に作中にあるみたいな感じでありそうだ(笑)

ネタバレになるのでいろいろ書きづらいですが、「手紙」の曲に歌われていることをストーリーに織り込んだ構成と、相変わらずの細かい伏線の忍ばせ方がお見事。忍ばせておいた伏線が一気にはじける終盤の展開がずるい。合唱やってた身としては、あのシーンはうんうん、そうなんだ、周囲のみんなも一緒に歌えるんだから合唱っていいんだよと思ったよ。
でもねえ、自由曲の扱いはあれでいいのかなあ。とも思ってしまったよ。もったいない。
個人的にはラピュタみたいな雲から始まる一連の会話がツボでした。かつてはまりまくった「時かけ」の雲も俗にいう「二三雲」なんだよなー。

| 読書 | 21:08 | comments(1) | trackbacks(1) |
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| - | 21:08 | - | - |
細かい伏線を忍ばせる才能があるから・・・。

最後の伏線のはじけ方とか見事でしたね。
これだからやめられないのです、乙一さん。

乙一=中田永一 という事なんですが、↓のサイトで
面白い解説が。
http://www.birthday-energy.co.jp

「引き出しが濃くて広い」らしいので、伏線を忍ばせるのは
お得意なのかも。
来年が飛躍の一年になるそうなので、一体どんな名前で
出てくるのか、期待して待ってようと思います。
| 優 | 2011/12/29 12:49 AM |









http://libris.jugem.jp/trackback/1343
「くちびるに歌を」中田 永一
中田永一「くちびるに歌を」を読みました。 長崎の五島列島の中学校の合唱部顧問に東京から若い産休代替の音楽教師がやってきます。 彼女目当てに合唱部に入る男子たちと、コンクールをめざす女子部員たち...
| 心に残る本 | 2012/05/05 9:48 AM |