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SOSの猿/伊坂幸太郎
伊坂 幸太郎
中央公論新社
¥ 1,575
(2009-11-26)

伊坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」以降の作品です。

やはり「ゴールデンスランバー」より前と後では作風が変わったなあ、という印象を受けますねえ。
村上春樹における「アンダーグラウンドの前後のような、そういう感じでしょうか。
かつては伊坂さんの主戦場は小説雑誌でしたが、今は新聞小説と文芸誌にシフトしています。「群像」で連載小説持つくらいなんですから、書いている小説も変容していて当然ですよね。過去の作品のファンの方としては残念なのかもしれませんが、作家としては正しい在り方だと思いますけどね。

というわけで、この「SOSの猿」もミステリ要素は薄めで、「社会と人」について意識的に描いている印象を受けました。登場人物の言葉や、一部の登場人物の造形、結末の雰囲気なんかは、従来の伊坂作品っぽいんですけど(救急車の下りとか個人的には大好きです)、初期の作品が好きな人としたら、引用が「西遊記」だけでは食い足りないんでしょうし、作品間リンクも少ないですしねえ。個人的には読後に表紙と内容があんまりフィットしていない印象を受けましたが。
二つの物語が交互に語られ、どういう形で接点を持つのかが中盤の終わりに語られる。第3の登場人物の視点が終盤の入り口を示し、最後に主人公の視点で終わる、という形。…って完全にネタバレだな。

人が悪事を行う原因は、暴力をふるう原因はいったいどこに?そこに正しい/悪いの烙印を付けるのは誰なのか?とか、人間一人のできることの限界とか、夢ってなんだろうとか、まあ色々と考えてしまうところはありました。好き嫌い別れそうな作品ですが、個人的にはかなり好きな作品です。「モダンタイムス」とかよりも作品としての試みがうまくいっているように思いました。

| 読書 | 13:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
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