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玻璃の天/北村薫
北村 薫
文藝春秋
¥ 1,250
(2007-04)
北村薫の最新作。「街の灯」に続く「ベッキーさん」シリーズ第2作。
これを読んで「円紫さん」シリーズはもう続きは書かずに、あの手の作品は「ベッキーさん」シリーズにやらせるのかな、とも思った印象です。

昭和8年、学習院に通う大名華族の令嬢・花村英子とその運転手・別宮みつ子(主人公の英子曰く「ベッキー」なのです)のお話。前作に比べ、作品全体が自己主張してるなぁ、と言う印象を強く受けました。社会に対するメッセージ性やら、主人公の心持やらからそう感じたのですが、「円紫さん」シリーズの「私」にもにた語り口にもなってきたなぁと。こういう語り口を書かせたら北村先生ウマイからなぁ。筆が乗ってるのがよく分かるわ、ってシーンも幾つかありました。

収録されているのは3編。やはり印象的だったのは表題作でしょうかね。「大義」と「私怨」の溝やらなんやら、その読後感が結構ずっしりです(基本的にミステリーなので多くは言及しません)。後は時代考証が物凄く丁寧になされており、昭和初期の空気が感じられます。読んでると「ああ、貴族だ…」と思うぞ。あとはその一方で、今の空気にダブるなぁと思わせる部分(コレは意図的にやってるんだろうなぁ)もあります。声と弁舌が巧みなだけの超タカ系政治家の声に乗っていていいのか、とか。世間の目は恐ろしい、とか。それが「メッセージ性が強い」と感じたゆえんです。ここまで社会に対してのメッセージが出ている北村作品も珍しいなと感じた。このままシリーズが続けば、2.26事件とかにも繋がって行くのかな…。謎解きにしても文章にしても質の高い作品です。久々に「うーむ、よかったぞぉ」と北村作品を読んで感じたよ(最近ミステリは「ニッポン硬貨」とか「紙魚家崩壊」とかマニアックな作品が続いたからなぁ…「ひとがた流し」はミステリじゃなかったし、その中間が読みたかったんです)。

で、ここからは余談なんですが。コレ版元が文春なんですよね。匂う。この作品で直木賞をようやく受賞しそうな気配が匂う。北村先生は今まで4回ノミネートしては落ちている。個人的には最初のノミネート作品「スキップ」であげとけよ!って思いつづけてるのですが。つーかこの方を新人扱いするのも失礼じゃないかしらん。
ホントにこれで受賞すれば、あからさま過ぎだぞ、文芸春秋さんよ…。直木賞は御社の提灯持ちの賞ではありますまい。
| 読書 | 01:52 | comments(0) | trackbacks(1) |
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玻璃の天 北村薫
昭和初期の帝都を舞台に、 令嬢と女性運転手が不思議に挑むベッキーさんシリーズ第二弾。 犬猿の仲の両家手打ちの場で起きた絵画消失の謎を...
| 粋な提案 | 2010/07/20 12:13 PM |